文化庁「文化芸術収益力強化事業」

文化庁「文化芸術収益力強化事業」

公益社団法人 金春円満井会

団体概要

公益社団法人 金春円満井会
金春流は、聖徳太子に仕えた秦河勝を家祖とすると言われ、現家元金春憲和で八十一世を数える能楽最古の歴史を有する流儀です。旧くは「円満井座」と称しました。
昭和五十九年、「日本の伝統芸能である金春流能楽の伝統を継承し正しく保存するとともに能の普及と振興に寄与し、もって我が国の文化の継承・発展に貢献すること」を目的として設立されました。昭和六十一年には文部省より社団法人として認可を受け、平成二十三年には「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」により内閣総理大臣より公益社団法人の認定を受けました。
URL:https://www.komparu-enmaikai.com/
住所: 東京都杉並区西荻北2-27-7 アルファ西荻窪2F map

事業概要

【アーカイブ動画配信】
金春流・能楽 動画6本セット 素謡「翁」能「経政」能「葵上」他

シテ方五流儀が年に一度、一堂に会して行う式能など、古式に則った能の公演は《翁》から始められています。その《翁》から《高砂》《経政》《野宮》《船弁慶》《葵上》をまとめてご覧いただけます。御代を寿ぐ神、この世に思いを残した武士、悲しみを湛える女性…。三間四方の能舞台で繰り広げられる、静と動、バリエーション豊かな物語を、ひとりの謡だけで聴かせる「独吟」から、フルオーケストラとなる「能」まで、様々な上演形態でお楽しみください。
対応言語:日本語、英語、中国語(簡体字)

【アーカイブ動画配信】
金春流・能楽 素謡「翁」

《翁》は「能にして能にあらず」と言われる神聖な演目で、能の成立以前から存在する儀式を元にした特別な曲です。そのためシテが一礼して始まります。「どうどうたらりたらりら〜」という古い呪言で始まり、雅楽の曲名を祝言として締めくくります。
「素謡」とは能一曲全部、あるいは一部を、座して謡のみで表現する上演形式です。面・装束はつけず、通常紋付・袴姿で勤めますが、翁は特別な曲のため裃をつけます。翁(老人)の部分をシテが謡い、翁と地謡(合唱)の掛け合いとなります。大和猿楽金春座(金春流)に伝わる日本の言葉の響きが、謹厳な気持ちで朗々と謡われます。
対応言語:日本語、英語、中国語(簡体字)

【アーカイブ動画配信】
金春流・能楽 舞囃子「高砂」

阿蘇の神主が高砂の浦で松の木陰を清める老夫婦に会います。老人たちはこの松が摂津の住吉にある松と「相生の松」であると語ります。老翁は住吉に、姥は高砂に住み、夫婦離れて暮らしていますが、夫婦の松である「相生の松」と同様、夫婦の仲に支障はないと語ります。老人たちは松の徳を語り終えると、舟に乗り「住吉で待つ」と告げ、沖へ出て行きます。神主が舟で住吉へ向かうと、住吉明神が現れ舞を舞い天下泰平を祝福します。
舞囃子《高砂》は後半部分を上演します。「舞囃子」とは、シテと地謡(合唱)と囃子方とで演じる上演形式です。面・装束はつけず、紋付・袴姿で勤めます。若い神である住吉明神による〔神舞〕が見どころです。
対応言語:日本語、英語、中国語(簡体字)

【アーカイブ動画配信】
金春流・能楽 能「経政」

秋の夜、仁和寺御室の御所では、大納言の僧都行慶によって、一の谷で戦死した平経政の成仏を願う管弦の法事が行われています。経政が仁和寺の君より特別に授けられた琵琶「青山」を仏前に供え、音楽を奏でているところに経政の亡霊が現れます。深夜、行慶は灯火の光にほのかに浮かぶ経政の幽霊に気づいて言葉を交わします。経政は弔いに感謝し、青山を奏で優雅に舞を舞いますが、にわかに月夜の夜遊が修羅道に変貌します。月を奪い合う神々の戦場で、経政は戦火に襲われ応戦しながらも、修羅の我が身を恥じて灯火を吹き消します。暗闇の中、経政の亡霊はこの世に行き場を無くし、消えていきます。
対応言語:日本語、英語、中国語(簡体字)

【アーカイブ動画配信】
金春流・能楽 独吟「野宮」

野宮は都の郊外、嵯峨野の森にある聖域です。旅僧が夕暮れの野宮を訪れると、不思議な様子の女が現れて、榊を供え、野宮が伊勢の神宮の斎宮(天皇の身代わり)に選ばれた皇女が、伊勢下向に先だって、俗世から離れる場所だと説明します。実はこの女は、『源氏物語』のヒロインの一人である六条御息所の亡霊でした。やがて昔の御息所の姿であらわれ、野宮での光源氏との別れの情景を懐かしみ、去って行きます。
独吟《野宮》では、キリ(終曲部)の謡を上演します。「独吟」とは、能の聞きどころを演者一人にて謡う上演形式です。面・装束はつけず、紋付・袴姿で勤めます。
対応言語:日本語、英語、中国語(簡体字)

【アーカイブ動画配信】
金春流・能楽 仕舞「船弁慶 キリ」

源義経は、平家討伐後、兄の源頼朝との不和から西国(九州)へ下る事になります。義経は静御前・弁慶ら家来を伴い、大物の浦に向かいます。弁慶の進言により、義経は静を都へ帰すことにし、静は別れの酒宴で涙ながらに舞を舞います。義経一行が海へ出ると、急に波風が激しくなり、西海に沈んだ平家の怨霊たちが現れます。平知盛の怨霊は長刀をふるい、義経らに襲い掛かります。激しい闘いの末、弁慶は知盛を祈り伏せ、退散させます。
仕舞《船弁慶 キリ》は、平知盛が弁慶・義経に襲い掛かるクライマックスを演じます。「仕舞」とは、シテと地謡(合唱)のみで能の見せ場を演じる上演形式です。面・装束はつけず、紋付・袴姿で勤めます。
対応言語:日本語、英語、中国語(簡体字)

【アーカイブ動画配信】
金春流・能楽 能「葵上」

光源氏の正妻である葵上が物の怪に取りつ憑かれ、病に伏しています。大臣の命令で、照日の神子が梓の法で葵上に取り憑いている怨霊を呼び寄せます。すると、六条の御息所の怨霊が現れ、光源氏の愛を失ったことを嘆き、葵上を恨み打ち責めたてて立ち去ります。横川の小聖が加持祈祷をするために呼ばれると、そこに六条の御息所の生霊が鬼女の姿で現れ、両者は激しく争います。六条の御息所の怨霊は横川の小聖により祈り伏せられ、心も和らぎ成仏を遂げます。
対応言語:日本語、英語、中国語(簡体字)