最近、日本の伝統音楽は海外でも人気が出ています。日本にはどのような楽器があって、どのような歴史の中で発展してきたのか、一度に集めてご覧になれる機会はまずありません。
1500年を超える歴史を持つ雅楽に始まり、琵琶、箏、囃子・大太鼓、三線、長唄三味線、津軽三味線と様々な楽器を揃え、日本の音楽をお楽しみいただきます。詳しくは
こちら
各ジャンルを代表する演奏家が解説し演奏をご視聴いただくぜいたくな内容です。
①和楽なび:豪華WAGAKUオーケストラの「さくら大合奏曲」。楽器は鞨鼓、笙、篳篥、龍笛、琵琶、十七絃箏、十三絃箏、横笛、小鼓、大鼓、大太鼓、三線、三味線、津軽三味線となりました。
②雅楽:日本に古くから伝わる宮廷音楽より、管絃「越天楽」舞楽「蘭陵王」③琵琶:琵琶の歴史と楽器の種類。「壇の浦」より、合奏曲「春の宴」④箏:絃は時代とともに数を増し現代的な楽器に成長。生田流箏曲「八千代獅子」、山田流箏曲「那須野」、宮城道雄作曲「さらし風手事」⑤囃子・大太鼓:能楽、歌舞伎、祭囃子とともに発展してきた音楽。 大太鼓と囃子の「獅子」 ⑥三線:三味線の原型である三線の更なるルーツは中近東。琉球王朝にゆかりの楽曲「瓦屋」、「かぎやで風」 ⑦長唄三味線:歌舞伎とともに発展した長唄三味線。「越後獅子」舞踊囃子付「七福神」⑧津軽三味線:本州最北端の津軽(青森地方)で生まれた力強い音とその音楽をお楽しみください。「津軽じょんから節 曲弾き」、「じょんから変奏曲『花吹雪』」
対応言語:日本語・英語・仏語
日本在住の雅楽に興味を持っているイギリス人女性が、日本の様々な楽器の演奏家が集まる会場を訪問し、それぞれに質問し、最後に大合奏曲を鑑賞します。国内外の方々に興味を持っていただく導入コンテンツとして、美人ナビゲーターの登場です。大合奏曲は「さくら大合奏曲」。演奏する楽器は鞨鼓、笙、篳篥、龍笛、琵琶、十七絃箏、十三絃箏、横笛、小鼓、大鼓、大太鼓、三線、三味線、津軽三味線と、めったにないWAGAKUオーケストラとなりました。演奏家もそれぞれのジャンルで著名なメンバーばかり。豪華なコンテンツです。
対応言語:日本語・英語・仏語
稲葉明徳氏を中心に、日本最古のジャンル「雅楽」の解説と演奏、そして舞楽もご覧いただけます。管絃「越天楽」演奏する楽器は、鞨鼓、太鼓、鉦鼓、笙、篳篥、龍笛、楽琵琶、楽箏。続いて舞楽「蘭陵王」は舞人のほか鞨鼓、太鼓、鉦鼓、笙、龍笛、篳篥です。最初に楽器紹介があります。
対応言語:日本語・英語・仏語
薩摩琵琶奏者友吉鶴心氏と女性奏者が登場。友吉氏はNHK大河ドラマ芸能考証を2012年以降担当し、日本の伝統音楽について幅広い知識と人的ネットワークを持っており、このWAGAKU全体の監修も務めています。友吉氏には、琵琶の歴史や楽器についての解説をしていただきます。平家物語のクライマックス「壇の浦」と合奏曲「春の宴」をご鑑賞ください。
対応言語:日本語・英語・仏語
日本の代表的な絃楽器である箏。二十五絃箏を駆使し、可能性と芸術性を追求する中井智弥氏を中心に、様々な箏が紹介されています。生田流箏曲「八千代獅子」、山田流箏曲「那須野」、そして宮城道雄作曲「さらし風手事」と、箏の歴史をたどりつつ解説を聞くのも興味深いでしょう。
対応言語:日本語・英語・仏語
囃子には、能楽、歌舞伎、祭囃子があります。歌舞伎は「長唄囃子」といい能楽からきた小鼓、大鼓、締め太鼓、笛の四拍子に三味線を合わせ、歌舞伎の囃子として発展してきました。ここでは囃子の解説と大太鼓の解説、そして最後に大太鼓即興曲 大太鼓と囃子による「獅子」を鑑賞いただきます。
対応言語:日本語・英語・仏語
三線は大陸から琉球王国に伝わった弦楽器「三弦」を原型とする楽器です。戦国時代に日本本土に伝わり三味線の起源の一つとなりました。現在は沖縄や奄美群島で主に演奏されています。王宮内で演奏されていた「古典音楽」から唄三線と笛による「かぎやで風」「古典舞踊」から唄三線と胡弓と琉球舞踊の「瓦屋」をお楽しみください。
対応言語:日本語・英語・仏語
今回のコンテンツでは三味線系として長唄三味線、三線、津軽三味線をとりあげています。長唄三味線は細竿というネックの細い三味線を使い、歌舞伎と共に発展してきた歴史を持ちます。唄と三味線の「越後獅子」、囃子や舞踊と共に長唄囃子舞踊付「七福神」であでやかな江戸の雰囲気をお楽しみください。
対応言語:日本語・英語・仏語
日本本土に伝わった三味線が、最北端の津軽(青森地方)で津軽三味線として、棹(ネック)の太い太棹の三味線を生み、演奏方法も変化して今に至っています。津軽三味線の解説と「津軽じょんから節 曲弾き」、三人の合奏による「じょんから変奏曲『花吹雪』」をご鑑賞ください。
対応言語:日本語・英語・仏語